B市商工会 観光・食品部会

課題解決事例

B市商工会 観光・食品部会

食品バイヤーへのアピールに成功し特産品スイーツの販路開拓を実現

ノウハウ・リソース不足の商工会を救った専門紙のトータルソリューション

食品バイヤーへのアピールに成功し特産品スイーツの販路開拓を実現

ノウハウ・リソース不足の商工会を救った専門紙のトータルソリューション

人口減少や少子高齢化、コロナウイルスの長期化により地域経済が衰退の危機に直面しています。そんな中、人口30万人の中核市であるB市の商工会観光・食品部会では、特産物の柑橘類を使ったスイーツの販路拡大支援のため、地元企業と食品バイヤーのマッチングを支援する展示・商談会を企画することに。しかし、ノウハウやリソースの不足により、さまざまな壁に直面し、解決の目途が見えませんでした。

課題

展示・商談会に必要なリソース・ノウハウが不足…バイヤーに刺さる企画や、商品のアピール方法がわからない

展示・商談会での成約を増やすには、ターゲットであるバイヤーをいかに呼びこめるかが鍵となります。そこで、部会のまとめ役であるD氏は、展示・商談会の目玉となるセミナーの企画立案をメンバーに提案。しかし、バイヤーに刺さる魅力的な企画を実現するには、多くのハードルがありました。

D氏はその時の状況をこう振り返ります。

「部会のメンバーは食品とは異なる業種の者ばかり。食品業界のトレンド知識も、人気講師を呼べるコネクションもありません。そもそも、企画立案や集客の経験者もいない中、素人の意見をまとめて形にするには相当な手間と時間が必要でした」(D氏)

また、集客に成功したとしても、成約するためにはその商品独自の強みや売り場に合った提案が必要不可欠です。魅力の薄い商品をバイヤーにアピールするハウツーの不足も、D氏らの悩みの種となりました。

さらにD氏は、メンバーのリソース不足という問題にもぶつかります。展示・商談会を実現するには、会場の確保や事務局の設置、販促物の手配など、膨大な工程と労力が必要とされます。

「煩雑な業務が増えるにつれ、メンバーからは『本業に支障が出る』と言った不満の声もあがっていました。リソースやノウハウの不足を補うためにコンサルやPR会社を入れることも検討しましたが、施策によって異なるパートナーとの連絡業務を増やすのは人手がない中で得策ではないと判断し、断念せざるを得ませんでしたね」(D氏)

早急な解決が求められたD氏は、食品業界の専門的な知見と、展示・商談会の開催に必要なリソース・ノウハウ不足を解消するサービスの導入を検討します。しかし、これらの課題を一気に解決できるソリューションを見つけ出すことができず、D氏は困り果てていました。

課題のポイント

食品バイヤーに刺さるセミナー企画のハードルが高い

特産品の差別化やアピール方法がわからない

集客、販促、運営など、展示・商談会に必要なリソース・ノウハウが不足している