D県 地域振興公社

課題解決事例

D県 地域振興公社

ご当地レシピコンテスト企画が失敗…事前準備で不足していたポイントは

観光ランキングで低迷する自治体の地域振興施策を成功に導いたトータルソリューションとは

ご当地レシピコンテスト企画が失敗…事前準備で不足していたポイントは

観光ランキングで低迷する自治体の地域振興施策を成功に導いたトータルソリューションとは

観光ランキング下位に悩むD県の地域振興公社では、アフターコロナにおける観光需要回復に向け、新たな名物料理を生み出す狙いで、特産野菜を使ったレシピコンテストを開催しました。しかし、コンテスト運営のノウハウ不足で、思うような成果が得られません。

課題

レシピコンテストに応募が来ない…有名シェフにアプローチもかなわず地域おこし企画の継続がピンチに

地域おこしの一環として各地で人気の、特産食材を使ったレシピ開発コンテスト。開催さえすれば良いというものではなく、話題化し観光客の集客につなげるには、企画力や応募者へのリーチなど、専門的なノウハウが必要です。

D県の地域振興公社は、これまでコンテストのプロデュースの実績がなく、企画から参加の呼びかけまで、全てが手探りでの開催でした。コンテスト終了後、プロジェクトの責任者であるY氏は山積した課題をこう振り返ります。

「応募枠には、一般の部とプロの部を設けたのですが、とにかく応募が集まらないんです。応募レシピは、名物料理になるような斬新さや華やかさ、トレンド感が見られず、グランプリが決定しても話題にはなりませんでしたね。秋の第2回コンテスト開催が決まった際には、自分たちだけで企画や告知、集客を行うのは限界じゃないかという空気になってしまいました…」

それでもY氏は、なんとか第2回を成功させるべく、有名シェフや料理教室講師を自ら探し出し、連絡先を調べては審査を依頼したり、応募枠への参加を呼びかけたりと奔走しました。しかし、Y氏からの連絡に反応した人はごく少数で、多くは返信すらありませんでした。

課題のポイント

レシピコンテストを話題化できる企画アイデアが出せない

著名な審査員を呼べるコネクションがない

応募してほしい層へのリーチが難しい